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港の見える丘のばあちゃん猫。

猫の日を前にした先日の事。
横浜 港の見える丘公園近くにあるギャラリー山手さんに写真展を見に行きました。

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「13名の 猫・ねこ写真 展」というプロ/アマチュアの作家の企画展でした。


モンマルトル〜横浜、江ノ島、自宅猫 。
ピンホールカメラで猫を撮るという斬新な写真もありましたが、私の目にとまったのは
顔見知りの猫の写真でした。


その中でもこの猫に
 
港の見える丘のばあちゃん猫。_c0129381_18511722.jpg

                     (これは私の写真です。)

この威厳のある懐かしい老猫の顔に、思わず声を上げてしまいました。
するとギャラリーオーナーの娘さんから、この猫を知っているのですか?
と問われたので、
7〜8年前からよく見掛けて、写真を撮っていたのですが、一年半位前から姿を見る事が
なくなり、心配していたのですと答えました。

いつも水飲み場の近くに居て、猫が好きそうな人を見つけると
水道を出して欲しいと訴えるのでした。
飲み終わるまで待っていて蛇口を閉めると、短くにゃっと挨拶して去って行きました。
何度か水を飲ませて上げた事もお話ししました。

すると、そうでしたか、、、
実は夏に弱っていたのを見かねて、家に連れて来て看病していて、昨年の秋に星になった
んですというお話を聞かせてくれました。
腎障害があり、水を多量に欲しがったのだそうです。
推定年齢は20歳以上。
何も食べられない状態〜看病後に回復し食欲もでて好きな物を食べられたそうです。
クラッシック音楽を聞かせてあげると、上機嫌だったそうです。
花に埋もれた最期の穏やかな写真も見せて頂きました。

ほっとしました。
最期にこんな素敵な出会いあって、温かい家で生涯を閉じられた事に熱い想いが
込み上げて来ました。

おばあちゃん猫だとは思っていましたが、まさか20歳まで野良生活をしていたなんて。
威厳のあるとても印象に残る猫だったので、お話を伺えて本当に良かったです。



これも偶然の出会いなのでしょうか?

   いや猫神様に操られている様な気もしてきました。


たまねこさんで見た写真集「東京猫物語」〜星野 俊光氏の写真展
「光の中で」~東京湾岸のねこたち~を見に行き、そこで今回のギャラリー山手さんの
写真展の葉書をもらいました。
来年も企画展が予定されているようで、出展できるような写真を撮らなくては、、、

これからも猫と猫な人達との出会いがたくさん待ってる様な気がして来ました。

来月は岩合さんの写真展に行きます。






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ありがとう。 港の見える丘のばあちゃんねこさん。
そしてやさしいギャラリーオーナー家族様。
by kazuhoo48 | 2010-02-23 18:47 | 神奈川の猫


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