とある港の 午後五時。
港にはいつも君が待っていた。
(青山テルマの忘れないよ♪が流れる〜)
大学教授のパーカーではなく、
猫パパラッチの馬ー鹿ーが出会ったのは、世界に感動を呼ぶ犬。
【君の名はHACHIマイナスわんで…… なんとNANAちゃんなのでありました
】
誰を待つ? 君の目は遥か遠く一点を凝視する。
台風一過は伊勢海老が豊漁らしい、きっと今晩は美味しい食卓が君を待つ事だろう?
まだ名を知らずにHACHIと声を掛けると、君は満面の笑みで振り返ってくれました。
カワイイ〜♡ 日本犬ファンなのだが、ポメもホメちゃう!
君が会いたかったのは、この猫さんだったのかい?
いや違う違う、漁港で作業をするオバちゃんを待っていたんだね
健気に待っているイメージからだろう、私の連れは大声でHACHIと呼んだ(笑)
後ろの小屋から笑いながら、その子はNANAちゃんって言うんだよの声が飛んだ♪
数字は一つ足りないけれど
作業するオバちゃんを、静かに待つお利口な君は、間違いなく忠犬だよ
また会いに行くよ NANAちゃん♪
(この物語はフィクションです。しかし名前は本当にNANAちゃんです)